2004年08月17日

「辞めてから学ぶべきこと」は、辞めなくても学べる。

自分の夢を実現させる場所を、社内に求めるから、失敗する。
もっと、世の中に目を向けて、外から情報を収集する。

そもそも、自己実現の前提を「会社の中で」と決め付けることが
間違いなのである。

インターネットの普及で、最近では、
誰でも気軽に、ネットビジネスを始められるようになった。
それはつまり、サラリーマンの副業や起業準備、
週末起業を促進させるための、最高のインフラが整ったと言うこと。
これに乗り遅れると、15年後、ヤバイことになる。

HP、メルマガ、ブログ。
手段はいろいろあるし、どれも作るのが面倒ならば、
ヤフオクという手もある。

サラリーマンのうちに、一度は体験しておいたほうがいいこと。
それは、自分でゼロからモノを作り、それを販売してみる、
ということだ。

実は、これは、そんなに難しいことではない。
難しいのは、儲けること、であり、
商品を作って売ること自体は、簡単だ。

「儲からないと、売る意味が無いじゃないか!」って?
そんなことはない。自分でゼロから作った商品を
自分で販売してみることで、ビジネスの基本を
実感できるからだ。それは、会社に10年勤めていようが、
20年勤めていようが、絶対に身に付かないような、
泥臭い仕事。

私は学生時代からミュージシャンを目指し、
バンドを組んで、オリジナ曲を作り、演奏していた。
まぁ、音楽好きの人なら、誰でも経験しているだろう。

で、会社に入ってからも、同僚とバンドを組み、
曲を作って、MDやCDRに録音して、
ワープロで打ち出した自作の歌詞カードを付けて
友達に配っていた。

「いい曲だね〜」
「すごいね〜」

でも、その程度で満足できるのは、ほんの数ヶ月。
そのうち、もっと多くの人に聴いてほしい、と考えるようになる。
そして、バンドのホームページを作った。
そして、ホームページ上から、MP3でダウンロード試聴できるようにし、
もし欲しい人がいれば、自主制作CDを通信販売しよう!と考えた。

そこからが、すべての始まりだった。

・無名のバンドの曲なんて、だれも聴きたがらない。
・そもそも、ホームページにアクセスが無い
・CDが売れるどころか、問い合わせすら無い。

この現実に、20代前半で気づけたのは、幸運だったのかもしれない。
「いかに、自分が、世の中から、注目されていないか?」
この現実を、思い知る事になる。
自分の視野が、いかに狭かったのか?
を、思い知る事になる。

ビジネスのはじまりは「売り込み」。
営業といえば、誰もが嫌う、泥臭いイメージだろう。

売って、売って、売りまくる。
アピールして、アピールして、アピールしまくる。
自画自賛、自画自賛、自画自賛の嵐。


事実、3枚目のインディーズCDを作ったとき、
全国流通のディストリビューターと契約したのだが、
小売店がまったく仕入れてくれない。

そこで、近所のタワレコやHMVに飛び入り営業。
インディーズ担当者の名前を電話で聞きだし、
なんとか仕入れてもらうために、必死にアピールする。
自分で作ったCDを、自分でアピールする。

これは、やってみればわかるが、
相当な自信と精神力が無ければ、まず続かない。
会社が作った商品を売り込む営業マンとは違う。
自分が作った商品なのだから、完全に自画自賛。
言ってる自分が、恥ずかしくなったりする。

そして私の場合、飛び込み営業は2店目で終わった。
それ以上は、続けられなかった・・・


サラリーマン時代に、こんな経験をしておけば、
いかに、会社という環境が恵まれているか?
を、思い知らされるのだ。

「やりたいことがあるなら、会社に頼らず、
自分の力で、やってみればいい。
でも、できなかった。」

こういう経験をしてこそ、あらためて、
ビジネスの難しさを実感し、
現在勤めている会社から、ビジネスのヒントを
最大限に吸収しようとする。

そうなると、会社の戦略、広告、人事、方向性、教育、社内規則など、
今まで面倒だとか、他人事だと思っていたことが、
すべて、自分にも関係がある「ビジネスのネタ」に感じられる
ようになる。

本当に会社が楽しくなるのは、それからだ。
辞めてから、それに気づいても遅い。
だから、まずは、サラリーマンを続けながら、
自分で作った商品を売ってみる。そして、失敗してみる。
その経験が、どうしても必要になってくる。

(次回につづく。)

presented by 幸せなサラリーマンになる方法
※この記事は、人気メールマガジン《幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力》の著者により提供されています。(C) Copyright 2004 無断転載を禁止します。




この記事へのトラックバックURL

http://app.blog.livedoor.jp/shiawase3/tb.cgi/5874739