大和賢一郎の新刊!『会社とことん活用術』幸せなサラリーマンのバイブル
大和賢一郎+ターレス今井(著) 本体1300円 ISBN 4-479-79157-4 大和書房
会社に行くのが10倍楽しくなる! コレを読む前に辞めると後悔します。

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環境が変わるときは、誰もが「以前の環境と比べて失ったもの」
に目を奪われがちになる。
たとえば、営業所の多いグループ企業に勤めているケースでは、
職場が数年おきに変わることが珍しくない。
勤務先の住所が変わり、通勤ルートも変更になる。
そのとき、必ず思うのが
『前の職場のほうが、いろいろと便利だった』
ということだ。「慣れていたから居心地が良かった」
というのもあるだろう。
しかし「住めば都」という言葉もあるように、
つまりは「新しい環境に慣れてしまえば気にならなくなる」ものである。
そして「以前は得られなかった価値を得た」ことに、
やがて気づくことになる。
たとえば、通勤ルートが変わることによって、
乗車する電車や、経由する駅、路線も大きく変わる。
それは面倒であり、定期の買い替えなども発生してしまうかもしれない。
だが、現実として、私たちは「新しい土地に踏み込むこと」
で、世界を広げてきた。行動範囲を拡大してきたのだ。
これまで「行ったことのなかった場所」に1日でも通えば、
そこは『いつも行っている地元』に変わる。
幸せの定義は人それぞれ違うが、その1つに
「世界を広げること」があるとするならば、
私たちは、自らの活動範囲が拡大することを
拒絶してはならない。
場合によっては、海外に行くことさえも、
歓迎するべきことなのである。
人は弱いもので、ずっと同じ場所にいると
「その場所から動きたくなくなる」のである。
ニートやひきこもりは、まさにその状況なのであるが、
仕事をしているビジネスマンにも
『一箇所にとどまって新たな刺激をシャットダウンしたい』
という「逃げの気持ち」が多少あることは否めない。
「2億円当たったらファーストクラスで世界一周したい」
というCMもあるが、飛行機に乗って空を飛ぶだけで、それが
「世界を回ったこと」になるのだろうか?
自分の足で歩き、開拓し、壁にぶつかりながら乗り越えていく。
そうやってこそ、達成感を味わうことができるのであり、
それが本当の「世界を知ること」なのではないか?
誰だって、新たな領域に踏み込むときには躊躇する。
だが、私たちは過去の経験上「その躊躇を乗り越えた先に感動があること」
も知っている。本当の幸せを掴みたければ、開拓者精神を捨ててはならない。
(次回につづく。)
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