2006年05月12日

「教育」というコンセプトは人類普遍

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つぎのような言葉がある。

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 未来を予測する最良の方法は、自分で作ることだ
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名言である。が、事実上「未来を自分で作る」ためには
「今後、未来がどうなるか?」を無意識に予測してしまう。
誰だって、ビジネスをする上で、将来の市場が手に取るように分かれば、
大もうけできることは間違いないのだから。

『これから先、どんなビジネスが当たるのか?』
『何が流行るのか?』

私自身、そのような情報を追い求めて、
雑誌や書籍を読み漁った。今でも続いている。
しかしながら、その答えは永遠に見つからないのかもしれない。

だが、あらゆるビジネスのモデルを調べ、
その経営者の書籍、セミナーなどから「社長の考え方」
を吸い取っていると、ある1つの普遍的なコンセプトが浮かび上がる。
それは「教育」である。

どんな業種、業態、市場にも「教育」は必要であり、
それがビジネスの根幹を担っているといってもよい。
「教育」とは単に「学校ビジネス」だけを指しているのではない。

たとえば、スポーツ選手が引退して監督になったり
コーチになったりするのは王道だが、それはすなわち「教育者になる」
ということである。

または、キャスターやコメンテーターになる場合もあるが、
その場合も「情報を発信することで若手を育成する」と解釈すれば、
「教育」というコンセプトから外れることはない。

もちろん企業においても、ベテラン社員が新人を育てることは常識であり、
むしろベテラン社員はそのために存在しているとも言えるだろう。
手足を動かして仕事をしなくてもいい。そのかわり「部下を育てる」という
仕事を怠ってはならない。それを怠るとチームは崩壊して自分も沈むだろう。

ところで、少子化と晩婚化の現代においては、
30歳前後(通常は「親」になっているであろう世代)の
「教育スキル」が低下するのではないかという懸念がある。

教育スキルを鍛えるための最良の方法は「子供を育てる」ことかもしれない。
しかし、情報が氾濫しすぎて「子育ての大変さ、リスク、コスト」などが
クローズアップされている現代では、なかなかそれを本気で始めようする
若者は増えないだろう。リスクよりも自分のメリットを好むからだ。

本来ならば「子」が「親」になり、また「子」を育てるというサイクルは
生物学的に見ても普遍であり、必然的な循環である。
だからこそ、ビジネスにおいても「教育」というコンセプトは、
あらゆる市場に発生し、利益を生み出す源泉になるのだ。

では、どうすれば「育てたくない」という人たちに
「育てることの楽しさ」を伝えられるのだろうか?
具体的には『後輩を育てることに興味の無い人たちのモチベーションを
どうすれば高められるのか?』ということだ。

一番大切なことは『育てることのメリットに気づかせること』だろう。
具体的には「金銭的メリット」もしくは「心理的メリット」があるわけで、
それを本人たちが実感すれば、教育というコンセプトに目覚めることは確実だ。

インターネットでの情報起業も、けっきょくは「教育ビジネス」である。
情報を提供し、教えて育てるところにサービスが生まれるのだから。
つまり「お金儲けのため」に「教育」というコンセプトは取り扱いやすい。

だが、それだけでは満足できないのが人間の欲深いところだ。
一番楽しいのは、やはり「自分が育てた相手」が成長し、成功することだろう。
そこで感謝されることが、人生最大の喜びであるとも言える。

もちろん、会社で部下を育てることも同じだ。
その場合、金銭的なメリットは少ないかもしれないが、
だからといって「育成を放棄」すると、心が満たされない状態になる。
誰からも慕われない上司ほど、寂しい存在は無いだろう。

ビジネスで迷ったとき、満足の度合いに疑問を感じたときは、
もう一度、人間の原点である「教育」というコンセプトにフォーカス
してみるといい。忘れていた原理原則を思い出し、次に進むべき道を
見つけられるだろう。

(次回につづく。)

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Posted by shiawase3 at 14:10 │Comments(0)TrackBack(0)

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