2006年04月21日

会議で「大声で発言する人」が求めているものとは?

辞めるなんてもったいない! 入社3年たったら読む本(ありがとう重版決定!)
大和賢一郎(著)1300円 ISBN4-479-79131-0 大和書房
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一般に「自己主張の強い人間」のほうが
起業では成功するといわれている。
少なくとも、上司に従順で言われたことしかやらない、
かつリスクをとらないような人間は、
起業して成功できるわけがない。

そして、どんな会社にも、組織において「自己主張の強い人間」は
存在する。具体的には「うるさい」「声がでかい」という態度。
以前の私も、それに近かった。

周りの社員は正直『うざい』と思っていたに違いない。
私もそれは少し感じていた。自分の起業意欲が強すぎて、
周りに威圧的な印象を与えていたかもしれない。
それはそれで、私自身が反省すべき点でもある。

しかしあるとき、私は気づいた。
本当の意味で「声が大きい」とは、どういうことなのか?を。

たとえば社内会議において、単純に「声のボリュームを上げる」
という方法がある。自分の意見をはっきりと述べ、主張する姿勢。
それはそれで大切なことだ。

だが、それは所詮「会議室の中でしか通用しない声の大きさ」にすぎない。
つまり、どんなにがんばっても、会社という枠をこえて
自分の声が世に出て行くことはないわけだ。

私は週末起業を実践するにあたり、
数多くの成功者と会った。
そして、成功者の多くが「静かに成功」していることを知った。

何が「静か」なのか?
まず「声」である。
威圧的な話し方はしない。あくまでも「おだやか」であり「やさしい」口調なのだ。
そこには「自己顕示欲を感じさせるような圧力」は一切存在しない。

かつては私自身『起業家とは力強く威圧的なものだ』と思っていた。
しかし実際は違う。「態度が威圧的」なのではない。「実際にやることが威圧的」なのだ。
ビジネスにおいて圧力を放出する。その他の場所では威圧的になる必要は無いし、
なってもメリットは無い。成功者はそれをよく理解している。

本当の「強さ」とは何か?
外見や態度で、どんなに「強く見せた」ところで、
現実にビジネスで勝てなければ、利益は得られない。
生きていくため、そして欲望を満たすためにお金が必要なのだとすれば、
「お金を稼ぐ仕組みを持っている」ということこそ、最強の「強さ」なのである。

だからこそ、成功者はむやみに「威圧的な態度」をとったりしない。
自分をひけらかしたり、自分のスキルを誇示するようなこともない。
ただビジネスの世界において、確実に、かつ積極的にパワーを使っていく。
そうやって堅く築き上げた基盤こそが、本当の「強さの証」であり「自己主張」なのだ。

私は、そのような成功者の生き方を見て、素直に「美しい」と感じた。
静かな美しさ。静かな強さ。「声の大きさ」が意味するもの。

それは単に「音量」という意味ではない。
幅広い人脈と指示、そして影響力。
自らのオピニオンを、どれだけの人たちに伝えることができるのか?
そのインフラをもっていること。インフラの大きさこそ、声の大きさ。

とくに、インターネットや出版の世界では、
自分で声を出すことも無い。ただ、その想いを文章にして、
文字として発信すればいい。そこでの影響力が「声の大きさ」なのだ。

その事実に気づくまで、私は2年かかった。
そして今では、職場ではあまり大きな声を出すこともなくなった。
限られた会議室の中で自己主張する自分が小さく思えたからだ。
もっと大きなフィールドがある。自分が声を発するべきフィールドが。
だからこそ私は、これからも情報発信を続けなければならない。
本当に心から「変えたいもの」があるのなら、それを変える事ができるのは
「大きな声を手にした者」だけだろう。ボリュームを伴わず、広範囲に影響を与える
「静かなる大きな声」。それがブログであり、メルマガであり、出版である。

(次回につづく。)

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※この記事は、人気メールマガジン《幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力》の著者により提供されています。(C) Copyright 2005 無断転載を禁止します。コメント、トラックバック等はご自由にどうぞ。書籍『辞めるなんてもったいない!入社3年たったら読む本(大和書房)』全国書店にて好評販売中



Posted by shiawase3 at 13:47 │Comments(0)TrackBack(0)

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