2005年11月14日

「見せ方」を変えれば、周りの反応も変わる

辞めるなんてもったいない! 入社3年たったら読む本
大和賢一郎(著)1300円 ISBN4-479-79131-0 大和書房
巻末付録「絶対後悔したくない退職準備マニュアル」付き!!

内容・詳細はこちら

テレビCMを見ていると、何度も長期間にわたって
「同じ内容のCM」が流されることがある。
それを見ていて『いいかげん変えたら?』と思うのは
私だけではないはずだ。

商品は同じでも、CMの内容は定期的に変わる。
そうやって視聴者を飽きさせない仕組み。
長期的に消費者の支持を得るためには、
CMもずっと同じではダメで、バリエーションを
豊かにしなければならない。

アイフルのCMなどは、チワワのストーリーから始まり、
最近では筋トレの話にまで発展しているが、
あの先どうなるのか? 見ている側は気楽だが、
ストーリーを考えるほうは、相当なプレシャーを
感じているはずだ。
インテルの「サボテンのトゲ」のバージョンも
そろそろ飽きてきた感がある。次はどのような展開になるのか?
あの続きのストーリーで話が膨らむのだろうか? ひそかに楽しみにしている。

このように「見ている側」はき楽なものだが、
一方で「宣伝する側」にしてみれば、
『1つの広告を長く使い続けることはできない』
という現実を、重く受け止めなければならない。
これは、メルマガやブログにおける広告でも同じだ。

一度効果のあった広告でも、繰り返し使っていると
だんだんと反応率が落ちてくる。読者もなれてくるからだ。
そうなると、商品は買えずに、違うアプローチでのキャッチコピーや
ストーリーを考えなければならない。つまり「見せ方を変える技術」
が問われるのだ。

商品が変わっていないということは、つまり
「商品の魅力が落ちた」ということではない。
商品そのものがすばらしいものであっても、
ずっと同じパッケージを使っていては飽きられる。
商品は1つでも、見せ方は1つではないから、
リアルタイムで、そのときの時流にあわせて
つねに最適な見せ方、アプローチの仕方を工夫することが
求められるのだ。

法人の場合はどうか?
古い企業イメージを払拭するために
社名を変えたり、ロゴマークを新しく作り直すのは
「見せ方を変える戦略」の1つである。
社内の人員や体制を変えなくても、
外見だけを変えれば、消費者が企業に抱く印象は
大きく変わってくる。
業種によっては、社名を出さずにあえて新ブランドを立ち上げるという
方法をとっているところもある。そのほうが斬新さを維持することができ、
「古臭い」という不利な印象を消し去ることができるからだ。

そしてこれは、サラリーマンという「人材」においても例外ではない。
社内で有利に仕事を展開しようと思えば「見せ方」も重要な要素の1つになる。
つまり『自分は周りからどのように認識されているか?』にフォーカスを当ててみるのだ。

たとえば「あまり営業には向かない」という印象をもたれているサラリーマンが
いた場合、そのイメージを払拭するためにはどうすればいいか?
を考えてみるのである。

その改善点は、外見的な部分にあるかもしれないし、
あるいは日々の言動や言葉の使い方にあるかもしれない。
髪型を短くしてアクティブなイメージを植えつけるというのも
1つの方法だろう。

いずれにせよ「自分という中身」を変えることは簡単ではない。
専門的な技術やスキルを習得しようと思えば、時間もお金もかかる。
しかし「周りからどう解釈されているか?というイメージを変える」
のならば、ほんの少し「見せ方」を考えるだけで、その目的は
達成される可能性も少なくない。

つまり、自分という商品は同じでも、
ちょっとストーリーを考えれば、
いくらでも魅力的に見えるようになるし、
高く売れるようになるということだ。

周りが「飽きてきた」という印象をもっていなか?
その雰囲気につねに気を配り、斬新さを失わないように心がける。
それができれば、あなたにはビジネスのチャンスがたくさん
舞い込んで来るようになる。周囲の人間を引き続ける
「好感度CM」を放映しつづけることができるのだ。

(次回につづく。)

presented by 幸せなサラリーマンになる方法
※この記事は、人気メールマガジン《幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力》の著者により提供されています。(C) Copyright 2005 無断転載を禁止します。コメント、トラックバック等はご自由にどうぞ。書籍『辞めるなんてもったいない!入社3年たったら読む本(大和書房)』全国書店にて好評販売中


この記事へのトラックバックURL

http://app.blog.livedoor.jp/shiawase3/tb.cgi/50226726