大和賢一郎(著)1300円 ISBN4-479-79131-0 大和書房
巻末付録「絶対後悔したくない退職準備マニュアル」付き!!

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私はよく「何を見るか?ではなく、どこを見るか?」
という表現を使う。
同じ情報源に触れていても、その情報源に対する「姿勢の違い」
で、入ってくる情報は10倍にも100倍にもなる。
どのような意識をもって情報を吸収するか?次第で
情報の質と重要度は格段に高まるのだ。
そして、視点の違いとは「切り口」の違いである。
ある個人が、自らのフィルターを通して情報源を見た場合、
そのフィルターのかけ方次第で、情報はどんなカタチにも加工できるし、
必要・不必要の判断もまた、フィルターの性能と特性次第なのだ。
たとえば、サラリーマンにとって「社会保険関連の情報」
は、普段なかなか入ってこないものである。
正確には「情報はいつも近くにあるが、後回しにしたり、
自分には関係無いと思っている姿勢」が、情報を遠ざけているとも言える。
退職したら、失業保険はどうなるのか?
年金は、税金は、保険証は?
このような疑問をもっているサラリーマンは多いだろう。
疑問と呼ぶよりは「無知であることへの不安」と呼ぶべきかもしれない。
もちろん、実際に自分の身に「退職」という事実がふりかかれば、
否応無しに勉強せざるを得ない状況になる。
そして、本屋に走り、社会保険関連の参考書を読み漁ることになる。
もしくは、あきらめて「もう、どうでもいいや…」となるかだ。
そして、社会保険関連の参考書を手に取り、
そこで大きな壁に突き当たることになる。
情報の内容が専門的すぎて、ボリュームも多く、
どこから手をつけていいのかがさっぱり分からないのだ。
ひと言に「社会保険関連の情報」といっても、
そのタイプは大きく分けて3種類ある。
1.社労士の資格取得を目的とした参考書
2.経営者向けの「社員のための社会保険」を説いたもの
3.サラリーマン退職予定者向けの情報
もちろん、退職を前提としたサラリーマンならば
3.の情報源を一番最初に読むべきなのは言うまでも無い。
だが、ここで忘れてはならない事実が1つ。
それは、3.に該当する書籍を書いているのは、
まぎれもなく1.や2.に該当する「難しい書籍」
を書いている人たちだということ。
つまり「難しすぎる」のである。
もっと簡単に、サラリーマンに最低限必要な情報だけを
簡潔に纏めた情報源は無いものか?
『これ一冊あれば、とりあえず退職手続きの基本はわかる』
というレベルのもの。
それさえあれば、だいたいの概要はつかめる。
20:80の法則に従うならば、
本当に必要な20%の情報だけを知れば、
残りの80%は分からなくてもなんとかなるものだ。
基本を押さえておけば、その知識をベースとして
分からないことは役所の人に聞くなど、いくらでも
解決方法は見つかる。
私は、辞める/辞めない にかかわらず、
一人でも多くのサラリーマンに、社会保険の
基礎知識を身につけて欲しいと思っている。
年金や税金など、なんとなく分からないから
会社にまかせっきりになってしまう。その姿勢が
依存体質を生み、会社だけにどっぷり浸かった人生を
創り上げてしまうからだ。
そのために、今回の私の著書では、社会保険関連の基礎情報を
「絶対後悔したくない退職準備マニュアル」という形式で、
だれにでも分かりやすい簡単な形式でまとめている。
具体的には、以下のような項目について解説している。
・もし自分が、会社を辞めることになったら…
・失業保険って、簡単にもらえるの?
・失業保険って、いくらもらえるの?
・会社都合の退職って、リストラ以外にもあるの?
・知らないと損する「公共職業訓練」ってなに?
・会社を辞めたら、保険証はどうなる?
・会社の健康保険を任意継続するための条件は?
・国民健康保険に加入するには?
・任意継続と国民健康保険は、どっちが得なの?
・会社を辞めたら年金はどうなる?
・退職後、国民年金だけで大丈夫なの?
・退職後の税金は? 確定申告ってどうするの?
・住民税の支払いはどうなるの?
・知らなきゃ損するのは、自分自身
私は社会保険の専門家ではないから、複雑な法律や
難しい詳細事例はよく分からない。
だが、この本に書いてあることは、業界・業種を問わず
すべてのサラリーマンが知っておくべき、ごく基本的なことだ。
この本は社会保険の専門書ではない。
本来は「サラリーマンとして、いかに幸せに生きるか?」
をテーマとした書籍である。
だが、幸せになるためには、精神論も大切だが、
「押さえるべきところ」は、きちんと押さえておかなければならない。
ルールを知らないがために、不利な状況に追い込まれるのが世の中。
だからこそ、面倒がらずに、私たちは勉強をし続けなければならない。
私の書いた本が、あなたの知識を広げるためのきっかけになれば幸いだ。
(次回につづく。)
presented by 幸せなサラリーマンになる方法
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