2005年08月12日

投資に興味を持つことで、ビジネスのセンスが鍛えられる

最近、書店に「株の本」が溢れている。
サラリーマン向けに「ネット証券」や「デイトレード」
の情報も増えている。プロの投資家だけでなく、
一般のビジネスマンにも、株式投資の意識が広がっているのだろう。

だが、一方で「どうせ儲からない」と思っている人も多い。
つまり、最初から興味さえ持とうとしない。
自分には無縁の世界だと思っているからだ。

もしかしたら「株で稼ぐのは悪いこと」だという意識が
根深く染み込んでいるのかもしれない。そもそも、
学校の数学や社会で、株式投資の方法なんて教わらなかった。

だが、銀行への預金が投資的に無意味であることを認めざるを得ない
現在では、もはや銀行預金と同じように「株式投資」も、
万人が意識すべきカテゴリーなのだろう。
特に、大量の退職金を手にして会社を去る団塊の世代にとって、
これから、その資産をいかに増やしていくか? は大きな課題の1つ。

私は、一般のサラリーマンが投資に興味を持つことはとても良いことだと思っている。
もちろん、借金漬けになるぐらいハマるのは問題だが、
すくなくとも、50万円以下の金額から始めて、それを100万に
増やすところぐらいまでは、一度は経験しておいたほうがいいかもしれない。
もし、50万円をすべてロスしても、サラリーマンにはそれほど大した金額ではない。
200万円の車を買うところを、150万円に我慢すれば済む。

株式投資に興味を持つことは、ビジネスに興味を持つことに直結する。
「日経新聞を読もう」といわれても、なかなかそのモチベーションは保てないが、
「自分が株式投資をしていて、日経を読まないと損をする」と分かれば
言われなくても自分で読み始めるだろう。紙に穴が空くほど真剣に凝視するはずだ。

そして、中・長期的な視点で、世の中の動きを監察する洞察力を
鍛えることができる。アンテナが鋭くなり、情報の感度が高まる。
それは、たとえ株で利益が出なくても、確実に「自己のスキル」として蓄積される。

何のために株をやるのか? 目的は人それぞれだろう。
やはり、一番の理由は「お金儲け」かもしれないが、
それ以上に「ビジネスのセンスを鍛える」という意味では、
そちらの価値のほうが大きい。長期的に見れば、自分がビジネスを
起こすときのヒントにもなるし、そもそも株とは何か? という概念も
しっかり把握できる。

本来、サラリーマンは「株式会社」に勤めている(有限会社もあるが)わけだが、
にも関わらず、上場企業の社員でさえ、株式投資に関する基本的な知識を持っている
人間は少ない。商社や証券会社の社員なら別だろうが、それ以外の製造業、サービス業では、
株の買い方さえ知らない社員が大半なのが現実だろう。

だからこそ、堀江氏のように「株への意識を高めるニュース」を
ふりまいてくれる人は貴重な存在だ。株を分割して1株の単価を安くすれば
誰でも気軽に買えるようになる。そこから興味が湧き、真剣に勉強してみようと
思う人も増えてくるだろう。

これからは、投資の知識は、一般常識のレベルまで広がっていくだろう。
それによって、直接的な利益を得ることが出来る人はごく一部だろうが、
少なくとも「興味を持つこと」自体で得られる知識は、今後、
サラリーマンを続けるにしても、ビジネスセンスを高める上では
大いに役立つに違いない。

(次回につづく。)

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※この記事は、人気メールマガジン《幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力》の著者により提供されています。(C) Copyright 2005 無断転載を禁止します。コメント、トラックバック等はご自由にどうぞ。


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会社を辞める理由、会社に残る理由【個人が豊かになる時代 ?? 小林稔幸blog】at 2005年08月24日 03:12
この記事へのコメント
世の中なにがあるかわかりません。。。
いかがなもんなんですかね。。。
Posted by ヨン様の秘密 at 2005年08月29日 17:44