大和賢一郎(著)1300円 ISBN4-479-79131-0 大和書房
巻末付録「絶対後悔したくない退職準備マニュアル」付き!!

内容・詳細はこちら
メルマガやブログなどで情報発信をしながら
メールアドレスを公開してい情報を広く受け付けている人は
やはり迷惑メールの被害に悩まされていることだろう。
私自身も、日々増える出会い系またはアダルト系の
スパムには手を焼いていたが「ドメイン直打ちでフィルタリングする」
というテクニックを実践してから、99%はシャットダウンできるようになった。
以前は「逆援」とか「セフレ」などという言葉で
フィルタリングしていたが、相手も次から次へと言葉を
変えてくるのでいたちごっこだ。
だとすれば、強力なのは、相手のサイトのドメインを
フィルタリングのキーにしてしまうという手法だ。
相手は、メールの言葉はいろいろ変えてくるが、
ドメインだけは絶対に変えられない。
最終的な目的は、そのドメインを宣伝することだから、
文中には必ず、そのドメインを入れなければならない。
つまり、特定のドメインが入っているメールを
フィルタリングすれば、自動的にスパムが駆除できるのである。
もしかしたら、複数ドメインを使ってくるかもしれないが、
ドメインを同時に複数管理するということは、それだけ維持費が
かかるわけであり、業者側もなかなかそこまで踏み切れないだろう。
そして、1つのドメインに集中してPRしたほうが
知名度も上がりやすいし投資効果も大きい。
つまり、業者にとってドメインを分散させることはリスクであるから、
結果として、ドメイン直打ちのフィルタリングがかなり効果的なのは
言うまでもないだろう。
さて、スパムへの対策を考えると同時に、
私たちが今後検討していくべきことは
「なぜこれほどまでに、スパムが氾濫するのか?」という問題の
解決方法だ。問題を根元から断ち切らなければ、根本的な解決にはならない。
1つは「他に宣伝手段を知らない」ということがあるだろう。
出会いサイトを立ち上げた業者がどうやって集客するか?
一般のメルマガではアダルトまたは出会い系の広告は掲載してくれないし、
アドワーズ等も使えない。そもそも、アダルトブログやアダルトメルマガの
発行支援サイトは皆無に近い。
となると、自前でアドレスを集めるのか? ということになるが、
その前段として、やはりサイトのアクセスアップが欠かせない。
サイトへのアクセスがなければ、アドレスを登録させるどころではない。
ではSEOはどうか?
これも地道にやれば効果はあるだろうが、
やはり手早く宣伝したい業者にとっては時間のかかる遠回りな方法。
だとすれば、残された手法はやはり違法行為、つまり許可の取れていない
アドレスへの一方的な配信しかない。このような現実がスパムの温床になっている。
だとすれば、アダルトまたは出会い系業者でもお金をはらえば
きちんと使える広告のインフラをもっと増やしてはどうか?
そうすれば、無駄なスパムに時間を費やしている業者も
少しは頭を使うようになるだろうし、対投資効果を真剣に考え、
その広告費に見合う高品質なサイトを開発しようと努力するだろう。
だから、まずはそのようなシステムをつくり、
その利用をうながすような仕組みを作る。
具体的には、出会い系サイト運営業者に「正しい広告の打ち方」
という内容の情報を提供し、きちんと教育する。
そうすれば、広告を出す側にも、受け取る側にも、それぞれにメリットが
発生する。もちろん、広告を販売する業者にとっても嬉しいことだろう。
このように、社会的問題を解決するためには
「システム化」と「教育」が欠かせない。
この両輪が1つになって、問題は解決されるのである。
そしてこれは、スパム業者の撲滅に限った話ではない。
サラリーマンが抱える問題、ひいては日本全体が抱える問題についても
同じことが言えるのだ。
具体的には、少子化の問題。
まずは子育てがしやすい社会環境つまりシステムを作る必要があるだろう。
社内に託児所を作る、あるいは育児休暇を義務付けるなどの法的措置もシステム化の1つ。
そして、社員教育が必要となる。
「育児休暇をとることは悪いことだ。子育てのために定時で帰ると査定に響く」
などの思い込みを払拭するためには、そのような趣旨で教育をしなければならない。
そうやって、ハード(システムや法律)とソフト(考え方、心の持ち方)の
両面を改革していけば、あらゆる問題は解決の方向に向かうだろう。
サラリーマンが抱えている問題は多いし、
それは日本国全体が抱える問題に直結している場合が多い。
だからこそ、私たちサラリーマン一人ひとりが、
ハード面およびソフト面の両面から、解決のアプローチを
探って行かなければならないのである。
(次回につづく。)
presented by 幸せなサラリーマンになる方法
※この記事は、人気メールマガジン《幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力》の著者により提供されています。(C) Copyright 2005 無断転載を禁止します。コメント、トラックバック等はご自由にどうぞ。書籍『辞めるなんてもったいない!入社3年たったら読む本(大和書房)』全国書店にて好評販売中