大和賢一郎(著)1300円 ISBN4-479-79131-0 大和書房
巻末付録「絶対後悔したくない退職準備マニュアル」付き!!

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昨夜は週末起業鉄人会に参加していた。
週末起業家の中で、特に実績を出している人たちだけが
集まる会合である。
30人ほどの鉄人が集まったが、さすがに参加者はみな
レベルの高い人ばかりだ。既に独立して億レベルの
売上を上げている起業家。雑誌やテレビで取り上げられている人も多い。
私自身も、今回は「本を出した」というネタを引っさげていったので、
まあなんとか鉄人のレベルには達していたと思うが、
それでも、まだまだ起業家としては未熟な方だ。
『まだ若いから…』と言い訳はしたくない。
やはり、起業家は実績が全て。結果を出さなければ、
やがて忘れ去られて消えていく。それが現実だろう。
私の著書のタイトルは「辞めるなんてもったいない」だが、
鉄人の中には、すでに辞めて独立している人も多く、
その人たちにとっては、もはや「サラリーマン時代」は
過去の話し。
そのような状況においても、プレゼンタイムでは
しっかりと本の宣伝をさせていただいたのだが、
やはり、周りの独立した鉄人の話しを聞いていると
どうしても「自分もそろそろ…」と考えてしまうのだ。
それは、プレッシャーでもあり、ライバル心でもある。
『○○さんが辞めたから』と言う理由で触発され
起業に踏み切る人たちもいるが、その気持ちは痛いほど分かる。
自分だけが取り残されたような気持ちになるからだ。
だが、私はこの本をまとめるにあたって、
サラリーマンのメリットを1年半に渡り、
冷静に見極めてきた。そして、サラリーマンの人生と
起業家の人生を客観的に比較し、どちらが自分にとって
幸せなのか? を毎日考えつづけてきた。
未だに答えは出ない、というのが正直な気持ちだが、
1つだけ明確に言えることがある。
それは「他人と自分の行き方は違う」ということ。
誰かに触発され、やる気を出し、モチベーションを維持するのは
賢い方法だ。だが、他人のやり方に影響されすぎて、
「自分もそうでなければならない」という強迫観念に縛られるのは、
そもそも自由な生き方だとはいえない。
自分は自分、人は人。
そうやって割り切り、自分の選択に絶対的な自信を持って行動する。
その信念を持つことが「独立」なのである。
決して「退職すること」が独立ではない。
だから、私は他の鉄人たちの生き方は参考にするが、
それがたとえ自分の生き方と違っても、そのことに対して
劣等感を抱いたり、危機感を感じたりする必要はないと思っている。
もちろん、定年まで会社に勤める保障などない。
だから、いずれは起業する日が来るのかもしれないが、
それでも、その日は「自分で決めることができる」のである。
だから、周りの動きに惑わされたり、流されることはない。
結婚適齢期という言葉があるが、
本来、それは「自分が好きなときにすればいい」のであり、
人それぞれ、自分だけの適齢期を持っている。
起業も同じだ。変なプレッシャーに流されて、焦って起業しても
それは人目を気にしているだけなのだ。本当の意味で
「自分の欲望に正直」な生き方をしなければ、成功を掴むことなどできない。
つまり、少しでも迷いがあるのならば、それはまだ機が熟していない、ということ。
もっと冷静に自分を見極め、将来について考える。
その時間がもう少し必要だということ。
あなたも、自分の本当の欲望に気づくまでには、
まだまだ時間がかかるかもしれない。
だが、それはそれで、あなたに必要な時間なのだから、
誰が何と言おうとも、自分のスタイルを貫き通せばいいのである。
(次回につづく。)
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