会社の中で、何らかの矛盾、理不尽さを感じた場合、
誰もが感情的になりがちである。
しかし、その怒りの根本的な原因は何なのか?
をかんがえなければ、根本的な問題解決にはならない。
自分と真剣に向き合うことが大切なのである。
例えば、あなたが担当している業務に、
遅れが発生し、あなたはプライベートのスケジュールを
犠牲にして、休日出勤を強いられたとする。
その怒りの原因は何なのか?を、冷静に分析してみるのだ。
たとえば、
「プライベートが犠牲になったこと」
に対して、もっとも怒りを感じているのならば、
それは、仕事そのものに対する怒りではない。
つまり、その仕事自体は好きで、作業にやりがいも感じている。
しかし、たまたまプライベートが犠牲にされたおかげで、
その怒りが「仕事の内容が悪い」という怒りに転化されていないか?
ということを、自分自身で把握しなければならない。
仮に、その怒りが爆発して、会社を辞めてしまったとしよう。
すると、プライベートの時間は充実するから、その面での
不満は解消される。
しかし、もともと「それほどキライでなかった仕事」を
失ってしまったという、別の不満が湧き上がってくるのだ。
冷静に考えると、仕事の内容はそれなりに楽しかったということに気づく。
となると、怒りの原因は、あくまでも「プライベートの犠牲」であり、
仕事の内容や業界、業種が嫌いなわけではない。
だとすれば、もっと根本的な原因は何なのか?
それは、仕事のスケジュール調整をきちんとできなかったという
プロジェクトマネージメントに問題があると考えるべきだろう。
だとするならば、そのプロジェクトマネージメントの責任者に
対する怒りだともいえる。
一見、その仕事が好きな社員が、なぜか辞めていく、あるいは
モチベーションを下げる。その原因は、仕事の内容よりも、
むしろ、プライベートとの調整など、外的要因がからむケースが多い。
それをきちんと把握できてこそ、有能なマネージャーと言えるのではないか。
(次回につづく。)
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