2005年03月14日

他業界にも応用できるネタが必ず見つかる

どんなビジネスでも、成功するために必要なのは
「長期的な視点」である。
今、携わっているビジネスが、永遠に続くはずはない。
商品には旬がある。その波はやがて終わるのだから、
次の波を捉える準備をしておかなければならない。
それは、サラリーマンであろうが、経営者であろうが同じ。

これまで、多くの会社が「引き際」を判断できずに、
黒字から赤字に転化してきた。たまごっち。携帯電話。
人間の感情というのは、恐ろしく気まぐれであり、
似たようなものが世の中に溢れると、すぐにおなか一杯に
なってしまうのだ。

今は売れている商品でも、3年後、5年後には
どうなるか分からない。だから常に時代を読むスキルが
求められる。では、サラリーマンの場合はどうか?

サラリーマンが売っている商品は「自分の労働力」であるが、
その労働スキルは、今の会社において、どれくらい旬でいられるのか。
それを常に意識し、考えておく必要がある。

サラリーマンの長期的な視点と言えば、誰もが
「長年勤めて、出世して、給料アップして、退職金をもらう」
というモデルを思い浮かべるかもしれない。
新卒で入って、勤続30年、40年という考え方。
つまり「今の会社の中での長期的な視点」において
自分の人生を設計する。

しかし、言うまでもなく、年功序列が崩壊しつつある今、
本当に長期的な視点で、自分のビジネスを眺めた時に、
「自分のアピールポイントはどこにあるのか?」を
いつも意識しておかなければ、勝ち残ることは難しいだろう。

つまり、自己スキルの表面的な部分だけを見ていては、
社外に通用する実力は構築しにくいことになる。
その会社の中では通用するかもしれないが、
一歩、会社の外に出たら、その能力は、どのように
評価されるのか? それを客観的に判断できる人間が
生き残れる時代。

例えば、あなたがマクドナルドで働いていたとする。
そして、マクドナルドが潰れて、転職を余儀なくされた。
そのとき、再就職先の面接で
『あなたのスキル(売り)はなんですか?』
と聞かれて、どう答えるか。

もし「ハンバーガーを作ることです。一時間に100個も作れます」
というような、表面的なスキルのアピールしかできないようでは、
採用されることは難しい。相手の会社が本当に求めていることは
何なのか? を理解していない証拠だ。

自分のスキルを他人に伝える時、表面的な部分から、
もう一歩踏み込んで考えられるか? が成功の鍵になる。
「なぜ、自分はハンバーガーを早くたくさん作れるように
なったのか?」を考えてみる視点が大切なのだ。

つまり、
「私は、マクドナルドで
・作業のマニュアル化の大切さ
・責任分担を明確にすることの重要性
・仕事をプロセス化し、個人の能力に依存しない仕組みの作り方
を学びました。このような「仕事を効率よく進める方法」
に関するノウハウは、飲食店以外の業界でも生かせると思います。」

のような答え方をすれば、
自分が今まで培ってきたスキルは、
他業界でも十分に通用するものであることをアピールできるのだ。

自分がどんな商品、製品を作っていたとしても、
その裏には、マニュアル化、プロセス化など、
システムや仕組みの設計が、必ず存在する。
その「仕組み作りのノウハウ」は、仕組みの中にいてこそ
実感できるのだ。そうやって、自分が肌で感じた体験の中には、
必ず「他業界にも応用できる効率アップのネタ」が含まれている。

そのような「革新的アイデアを持ってきてくれるかもしれない」
という将来への期待感で、会社は人材を雇う。
つまり「未来への可能性」を評価してもらうのだ。

長期的な視点で自分の仕事を眺めた時、
今担当している業務から得られるスキル、情報が、
他業界、他社にも生かせるかもしれない。
そのような視点で日々の仕事に取り組んでいれば、
得られるノウハウや情報量は数十倍にも膨れ上がることは間違い無い。

(次回につづく。)

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※この記事は、人気メールマガジン《幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力》の著者により提供されています。(C) Copyright 2005 無断転載を禁止します。コメント、トラックバック等はご自由にどうぞ。




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