2005年02月09日

若い頃の情熱を失わないために必要な視点

なぜ、競争は永遠に続くのか?
その理由は「成功者は常に上を見続ける」からである。

自分より一段上にいる人間を目指し、
良い意味での「ライバルとしての闘争心」を燃やすことが出来れば、
人間として、ビジネスマンとして、常に成長し続けることは間違いない。

それは、サラリーマンというビジネスにおいても、例外ではない。
単に出世を目指すと言う意味ではなく、社内で「本当に尊敬できるスキル」
を持っている人間を目指す。

仮に、自分にとって「上司」が尊敬できない人間ならば、
その上司を目指す必要は無い。部下や同僚、協力会社、
関連会社、取引先など、あらゆる場所において、
尊敬できる人間は、たくさん存在しているはずだ。老若男女を問わず。

もちろん、年功は尊敬に値する条件ではある。
だが、ある特定の専門分野に限って言うならば、
大切なことは「その分野にどれだけ集中してきたか」であり、
単なる「勤続年数」だけで、その能力レベルを判断できるはずはない。

教えることによって、教わることもある。
年上の人間は、常に年下の人間からも学び続けているのだ。
忘れかけていた初心を思い出させてくれることもある。
傲慢になっているときこそ、初心に帰ることが大切。
それが、自己を成長させるための原点を明確にしてくれるからだ。

問題は、年が上か、ではない。
役職が上か、勤続年数が上か、でもない。
人間として、ビジネスマンとして尊敬できるか?
それが全てである。

イチロー選手よりも年上の選手はたくさんいる。
宮里藍選手よりも年上のゴルファーはたくさんいる。

自分自身の人生を振り返ってみても
「あの頃(若い頃)のほうが、必死だった」
という思い。誰もが抱いているはずだ。

それは「若いからこそ」できる「突っ走り」なのかもしれない。
勢いがあったからこそ、できたのかもしれない。
でも、それをやっていたのは、他の誰でもなく「自分自身」であったことを
忘れてはならない。

若さゆえの無謀さと謙虚さ。
傲慢で臆病な姿勢では、何も得ることはできない。
むしろ、何も恐れず突っ走り、貪欲に情報を吸収しようとする姿勢。
それが「成長」を生み出すスパイスになる。

会社組織においては、上に行くほど「ぬるい温度」に浸ることができる。
だが、下層部の冷たい水の中で、必死にもがいていた頃の自分を
思い出せば、そのころが懐かしくもあり、また「本気の気持ち」を
取り戻すこともできる。


上司や周りの社員に、必死に追いつこうとする若手社員や後輩を見て
「昔の自分のようだ」と思えれば、当時の必死さが、リアルに感じられるはず。
そのときの情熱を忘れなければ、人間はいくつになっても、成長し続けることができる。

(次回につづく。)

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※この記事は、人気メールマガジン《幸せなサラリーマンになる方法−気づきの視点と発想力》の著者により提供されています。(C) Copyright 2005 無断転載を禁止します。コメント、トラックバック等はご自由にどうぞ。




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